円形脱毛症の治し方

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円形脱毛症を改善するシャンプーは?湯シャンをおすすめできない理由

円形脱毛症の治療

この記事のポイント

こんにちは。円形脱毛症の場合、シャンプーに気を使う必要はあるんでしょうか。免疫の問題だから考えなくていい…? 私は頭皮ケアも必要だと感じています。どんなシャンプーを使うべきか、シャンプー成分のこと、湯シャンの事も書きたいと思います。

円形脱毛症になると髪のこと、頭皮のこと、いろんなことが気になってしまうもの。シャンプーはどうすべきか悩む人もいると思うんですね。 ここでは、シャンプーや頭皮ケアについて、円形脱毛症の観点から考えてみたいと思います。

自己免疫疾患の中の円形脱毛症

円形脱毛症の人って、やっぱりシャンプーを気にするものなんでしょうか。

円形脱毛症が自己免疫疾患であることを考えると、あまり頭皮のことを気にしてもしかたのないような気がしてきます。ですが、無視するわけにもいかないなと感じます。

円形脱毛症と頭皮の関係
円形脱毛症は免疫の問題だから頭皮は関係ない?

自己免疫疾患による症状はいろいろあります。甲状腺に影響を与えたり、糖尿病を発症させたり、関節リウマチなど。今まで原因のよくわからなかった、難治とされていた病気が、自己免疫疾患とされているんですよね。

円形脱毛症と他の自己免疫疾患との関係

自己免疫疾患の患者がみんな同じ症状が出るわけではないんですよね。私の場合は円形脱毛症として現れた。これはたまたまかもしれません。もしかすると、このまま何の対処もせずに免疫が異常な状態を続けていくと、ほかの自己免疫疾患を原因とする病気になる可能性もあるのかもしれません。怖いことですけどね。

自己免疫疾患の中の円形脱毛症
自己免疫疾患の中で円形脱毛症がたまたま現れた。

とにかく、私の場合は、今のところは円形脱毛症の症状だけで済んでいると言った方が正しいのかもしれないですね。

実際に円形脱毛症の患者には、甲状腺の病気を併発する場合もあるようです。なんか甲状腺の病気、たとえばバセドウ病とかあるじゃないですか。バセドウ病の中の1つの症状として円形脱毛症が出ると言っていることもあるんですが、私はそれは違うだろうと思うんです。

どちらも免疫の異常が原因なのであって、どっちが先でも後でもなくて、免疫異常が2つの症状として出たというのが正しいように思います。逆に言うと、免疫異常が治れば、甲状腺の病気も円形脱毛症もよくなっていく。併発している症状の改善には、時間差はあると思いますけど、そういうことじゃないかと思います。

バセドウ病と円形脱毛症の関係
円形脱毛症も甲状腺疾患も同じように「症状」。

 Point

自己免疫疾患の症状は円形脱毛症だけじゃない!

円形脱毛症は症状の出方の特徴?

円形脱毛症は私の体の特徴を教えてくれているような気がしないでもないんですね。私の場合は円形脱毛症として、髪に免疫異常の影響が現れた。つまり、私の毛根だか、髪だかはわかりませんけど、他の臓器に比べて影響を受けやすいということではないでしょうか。症状が出やすいというか。

そこで、頭皮の問題が出てくると思うんです。私の体質とも言うべき特徴は、頭髪に症状が出やすいということが言えるのではないか。それならば、頭皮を健康に保つことも重要になってくる気がします。

同じストレスの多い環境にいる人でも、健康でいられる人と、病気になってしまう人がいますよね。ここで考えたいのは、病気になる人の中での話。病気になってしまう人の中でも、たとえば、胃腸炎になる人もいれば、偏頭痛になる人もいるだろうし、うつ病になる人もいるでしょう。

その差は、やっぱり体質ってことなのかなという気がする。私の場合は、円形脱毛症なんですけどね。

ストレスによる症状の出方
ストレスの影響がどこに出るかは体質による。

頭皮ケアの重要性

要するに、まずは免疫異常を治すことが重要ですけど、それと合わせて、自分の弱みである部分、私で言えば髪や頭皮をケアしていくことも重要だと思えてきます。

頭皮の問題ということで言えば、円形脱毛症だけではなく、AGAというものがあるんですね。最近では女性の薄毛も増えてきていて、FAGAと言ったりもします。

薄毛の症状は円形脱毛症とはメカニズムは違うと思いますが、やっぱり体の機能の問題であると思うんです。頭皮の異常ではなくて、体全体を考えるべき。体から頭皮の症状を治すイメージ。

体と頭皮の関係
体全体の問題を解消することで頭皮の問題を解決する。

私は髪に影響が出やすい体質なんだろうから、ホルモンに異常があれば、髪に出るかもしれませんね。AGAは男性ホルモンが大きく関わっているわけですから、予防としても頭皮ケアが必要だと言えるのではないでしょうか。

 Point

髪や頭皮に影響が出やすいから、円形脱毛症になった!

健康な頭皮を作るということ

私は円形脱毛症になってから、20年以上にもなるんですが、それでもちょっと前までは頭皮が不健康なのだろうと考えていました。同じような人はいると思います。免疫だとわかれば、だいぶ考え方も変わってくるのですが、頭皮が健康になれば、髪が生えると考えている人もいるはずです。

頭皮ケアと円形脱毛症
頭皮がよくなっても免疫の問題は解決しない。

決して頭皮の環境を大切に考えることは悪いことではないんですけど、おそらく円形脱毛症を完治させるということであれば、頭皮環境よりも腸内環境だろうというのが私の見解です。

ただ、私たちのような円形脱毛症患者の場合は、頭皮や髪に問題が起こりやすい体質であることも大事なことだと思います。なので頭皮環境のケアについても考えておきましょう。

シャンプーは洗剤

円形脱毛症を完治させようと思って、私が最初に取り組んだのはシャンプーを変えるということでした。これは育毛という視点からです。

シャンプーには合成界面活性剤という洗浄成分が入っています。シャンプーは洗剤なんです。おしゃれなボトルに入って、シャンプーのCMでは、きれいな女優さんの髪が印象的。

シャンプーで髪がきれいになるような印象をもってしまうかもしれないですが、シャンプーは髪をサラサラにもしっとりにもしません。なぜなら洗剤だから。

洗剤の合成界面活性剤
洗剤は洗うものであって髪がサラサラにはならない。

洗剤としての強さは、洗濯用の洗剤よりもだいぶ弱いわけですよね。顔にも触れる洗剤なので、肌が荒れてしまっては困りますから。だけど、洗濯用に使うものも、台所で使うものも、お風呂掃除も、トイレ掃除も、そしてシャンプーも全部洗剤ですよ。

シャンプーの後に、リンスやコンディショナー、トリートメントをするのは、なぜですか?洗剤の成分によって、シャンプーで髪が傷むから、それを修復するのです。シャンプーしなければリンスやコンディショナーは不要だということですね。

リンスやコンディショナーの必要性
シャンプーをしなければリンスやコンディショナーは不要。

シャンプーというのはそういうものだと、まず考えなければいけません。

 Point

シャンプーは洗剤であって髪を傷めるもの!

洗剤で頭皮を洗うとどうなるか

洗剤はきれいにするものです。汚れをとるものですよね。そんなのは当たり前です。そのとき頭皮から皮脂を奪い取っていることを知っているでしょうか。皮脂を取り過ぎると、頭皮に良くないと言われること、ありますね。

世の中には頭皮の油を根こそぎ取るようなシャンプーがあって、それが育毛シャンプーと言われて売っていたりするんですが、私から見ると、逆効果なんじゃないかと思ってしまいます。皮脂って皮膚を守るバリアですから。

そしてもう1つ。皮脂と同時に大事なものが失われています。ここがポイントです。大事なものとは何かわかりますか?

 Point

シャンプーすることで皮脂が奪われる!

頭皮にやさしいシャンプー

私はアミノ酸シャンプーを使っています。なぜなら頭皮にやさしいと思っているからなんです。健康な頭皮を保つには強すぎる洗浄成分が入ったシャンプーではいけない。もっと優しいシャンプーで洗うべきだ。そう思って使い始めました。

同じような人もいるんじゃないでしょうか。育毛に関する情報はネットにもたくさんあります。今ではアミノ酸シャンプーが頭皮ケアの主流になっているようにも感じます。

アミノ酸シャンプーのメリット
アミノ酸シャンプーは頭皮にやさしいと言われている。

だけど、今になってみると、不思議なんです。頭皮にやさしいとか、健康な頭皮って何なのかという疑問です。頭皮の皮脂という油がバリア機能を持っていて、頭皮を雑菌などから守ってくれます。そのバリアがシャンプーで奪われると、細菌が入り込めるわけで、頭皮に炎症ができたりする。そういうイメージで使い始めた気がするんですね。

最近は、ちょっと違うのかなとも思い始めました。

皮膚常在菌の存在

今、私は円形脱毛症を完治するためのキーワードは「腸内環境」だと思っているんですね。そして、人間の体の中にはたくさんの細菌が住んでいて、彼らの力を借りることができなければ、健康に生きていくことは不可能だということを学びました。

そして、この腸内細菌と人間の共存、これは、実は皮膚も同じだということがわかってきました。腸は体の中にあるわけで目で見ることはできません。でも、食べた物が通って行く消化器官の内部は、体外と同じような環境なんですよね。だから、食べ物として取り入れた乳酸菌などの菌が腸内に住み着くわけですよね。

次に頭皮はどうでしょう。頭皮のような皮膚は当然ながら体外です。外気と接しているわけですから、やっぱりそこにも菌がいるんです。それを皮膚常在菌と言います。皮膚常在菌も腸内細菌と同じようなもの。人間と共生しているような存在だと言えます。

肌を弱酸性に保つには

実は皮膚常在菌のおかげで、私たちの皮膚は弱酸性に保たれているんです。皮膚常在菌は皮膚の脂肪を食べて、皮膚に脂肪酸の膜を作るのだそうです。

弱酸性のシャンプーやボディソープ、ありますね。弱酸性だと、悪い菌が繁殖しにくくなるので、肌を健康に保つことができます。つまり、皮脂のバリアというのは皮膚常在菌が作ってくれる物だと言えます。

菌が作る皮脂のバリア
菌が頭皮のバリアを作ってくれている。

シャンプーで必要な菌を失っている

菌というと、言葉のイメージが良くないかもしれませんけど、本当は人間に必要な菌がいるわけですよね。頭皮を健康に保つには皮膚常在菌の力を使う方が正しいんです。

ところが、シャンプーをする。とくに洗浄成分の強いシャンプーで洗うとどうなるか。頭皮のバリア機能を持つ皮脂が奪われます。それと同時に、皮膚常在菌も頭皮からいなくなってしまいます。

さらに皮膚常在菌が作るバリアを利用できないと、髪は傷んでしまいます。それでは困るので、リンスやコンディショナーを使う。これが私たちの「髪を洗う」という行為なんです。

 Point

シャンプーで皮脂だけでなく、皮膚常在菌もいなくなる!

本当に健康な頭皮を作るには

それでは健康な頭皮とは何なのか。改めて考えてみましょう。簡単に言うと、皮膚常在菌という頭皮に住んでいる菌が生きられる頭皮環境ですよ。

私は腸内細菌のことを調べた時、人間の体は細菌がコントロールしてるように思いました。腸内細菌が元気だと、人間も元気になるみたいなんですね。このへんのことは省略しますが、皮膚も同じなんですよね。皮膚常在菌が元気ならば皮膚は健康でいられる。

腸内細菌が元気でなくなると、免疫が弱まります。そしてウイルスに感染すれば症状が悪化する。病気になったら、お医者さんに行って、薬をもらう。例えば、抗生物質ですよね。

抗生物質は、ウイルスもやっつけるわけですが、同時に体にとって良い働きをする腸内細菌もやっつける。となると、腸内環境にとってはいいことではありません。病気と腸内環境と薬の関係はこうなるんです。

抗生物質と腸内細菌
有害な菌やウイルスとともに必要な菌も殺してしまう。

頭皮はどうでしょうか。頭皮や髪をきれいにしておくには、皮膚常在菌の力が必要なんです。ところが、シャンプーをするわけですよね。シャンプーはさっきの例で言うところの抗生物質ですよね。

汚れをとるかもしれませんけど、皮膚常在菌もいなくなります。矛盾があるんです。皮膚常在菌の力が使えないので、化学物質を使います。それがリンスやコンディショナーであって、これでさらに皮膚常在菌の住みやすい頭皮ではなくなるわけです。

頭皮に住めない皮膚常在菌
頭皮を菌が住みにくい環境にしている。

抗生物質はまだいいんです。短期的に飲むだけですからね。腸内細菌はまた食事ができるようになれば増えていくわけですし、繁殖する力も強いのです。ただ、シャンプーは毎日やるものですよ。毎日、皮膚常在菌は流されてしまっているんです。

それでは、どうするのがいいのでしょうか。

皮膚常在菌を守るにはどうする?

皮膚常在菌の力を借りるための最もいい方法は、髪を洗わないことです。シャンプーをしないことなんですね。

お湯だけで洗う「湯シャン」にすると、髪が生えるという人もいます。洗浄成分を使わなくても、お湯で洗うだけで髪の汚れのほとんどは取れる。そして皮膚常在菌が生きていれば、バリア機能もある。だから、湯シャンで洗うのが一番いいと思います。

ところが、これが私の結論ではありませんよ。私は円形脱毛症なんですから。円形脱毛症の人にとって、この湯シャンが正しいとは思えないんですね。

 Point

湯シャンにすれば頭皮環境は良好になる!

特に女性の円形脱毛症の場合

円形脱毛症は性別に関係なく発症すると言われています。ただ、アメリカの統計で、自己免疫疾患ということで見ると、女性の方が多くなっているようです。日本の大学の調査でも、円形脱毛症患者は男性と女性が1:2だったというように、女性の方が多いようなんですね。

いずれにしてもショックの度合いで行くと、女性の方が大きいように思うんですよね。女性にとっては髪が抜ける、円形脱毛症になるということは、とても大きなショックを受けるし、ストレスの大きなことなんですよね。

女性の悩みの大きさ
女性の髪の悩みは大きい。

ストレス…そうなんです。円形脱毛症の原因ともなるストレスです。不安や緊張、イライラ、日常生活の中にありますよね。ストレスで円形脱毛症になってしまったのに、そのことによってさらにストレスを感じてしまうんです。

これがすごく良くない。気にするなと言われても、気になってしまうわけで、なかなか開放されないのが円形脱毛症の悩みの特徴とも言えます。

どんな病気でもそうなんですけど、「病は気から」と言うように、気持ちをどう持つかで回復するかどうかも決まるわけですよね。だから、ストレスを感じることはとにかく良くない。

 Point

ストレスは円形脱毛症の治療には悪影響!

湯シャンの欠点

さて、そこで湯シャンの問題に戻るんですけどね。残念ながら私は湯シャンに挑戦はしてみたものの、長く続けることができませんでした。根性がないし、努力が足りないと言われればそうなんです。認めます。だけど、言い訳をさせてください。

世の中が悪いんです。いきなり世の中を敵に回すようなことを言ってしまうのですが、やっぱりそうなんですよ。

たしかに皮膚常在菌のことを考えれば、髪は洗わないとか湯シャンで過ごすのがいいんですよ。それはわかった。だけど、皮脂はどうしてもニオイがあるものなんです。

これは別に悪いものではないんですよね。害があるものでもない。むしろ正しいんです。正義なんです。でも、こんなこと通用しますか?

世の中の皆さんは、皮脂のニオイはシャンプーをしていないニオイだと認識していますよね。考えすぎでしょうか。いや、そんなことはありません。皮脂で髪がちょっとベタつく、あるいはサラサラではなくて、変に油的なつやがある。こういう髪はどうなんでしょうか。ここなんです。

世の中の人は、シャンプーを使っている。シャンプーって香料も使っているしいいにおいです。髪をサラサラに見せるリンスもあるし、そういうCMではステキな女優が出ているわけです。

この流れをひっくり返せるわけがない。私がココで何を書こうと、世の中のイメージを覆すことなんて到底できません。

となると、シャンプーしてコンディショナーして、いい香りが漂うのが、正しい姿になってしまっているわけですよね。男性の場合はそこまでではないにしても、女性にとっては髪は命だなんて言う話もあるわけですから。そこで皮脂をそのままに平気で過ごせるほど、私は強くないんですね。言い訳おわり。

シャンプーしないストレスは不要

私の場合、髪を洗わないことが、ストレスになるんです。なったんですよ、実際に。湯シャンのみで人と話すことがストレスになる。ちょっとニオイを気にしながら話す。これって同じじゃないですか。

円形脱毛症になって「ハゲがバレないかな…」と似ていませんか?この恐怖感というか、不安な感じ、結局、ストレスなんですね。

シャンプーしないことによるストレス
シャンプーしないことはストレスになる。

 Point

湯シャンだけではストレスになることもある!

円形脱毛症ならストレスは増やさない

私はストレスを感じるぐらいなら、そんな方法は選ぶべきじゃないと思っているんです。他のことでもそうなんです。

正しいかどうかは別として、円形脱毛症を治すには、運動がいいとか、禁煙した方がいいとか言うんですね。だけど、それが新たにストレスを作るのであれば、その方法がどんなに良いと言われていても、やるべきじゃないと思いますよ。

もうすでに円形脱毛症がある人は、新しいストレスを自ら追加する必要はないでしょう。これ、私はすごく大事だと思います。

そうすると、頭皮ケアはできるだけ、洗浄成分の弱めな物を使うということに落ち着きます。だから、私はアミノ酸シャンプーを使っているんですね。

 Point

ストレスがあるなら、いくらいい方法でも辞める!

まとめ

円形脱毛症は自己免疫疾患だと言われていますが、頭皮ケアも重要だと思います。シャンプーは洗剤なので皮脂を洗い流すばかりか、皮膚にとって有益な菌も洗い流します。 湯シャンは理想ではありますが、ストレスになることも事実です。

この記事のポイント

  • 自己免疫疾患の症状は円形脱毛症だけじゃない!
  • 髪や頭皮に影響が出やすいから、円形脱毛症になった!
  • シャンプーは洗剤であって髪を傷めるもの!
  • シャンプーすることで皮脂が奪われる!
  • シャンプーで皮脂だけでなく、皮膚常在菌もいなくなる!
  • 湯シャンにすれば頭皮環境は良好になる!
  • ストレスは円形脱毛症の治療には悪影響!
  • 湯シャンだけではストレスになることもある!
  • ストレスがあるなら、いくらいい方法でも辞める!
円形脱毛症を改善するシャンプーは?湯シャンをおすすめできない理由

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