円形脱毛症にはプラセボ効果が必要!治療法を疑ったら治らない!

こんにちは。円形脱毛症は自然に治る人もいるのに、私の場合は病院に行っても治らない。この違いは何でしょうか。その理由は、私の中にあったのです。医者が悪いのではなく、治ると思えていない自分がいました。それは、円形脱毛症が治らない人が持つ根本的な問題のような気がします。
円形脱毛症になると生活の質(QOL)を低下させると言いますよね。円形脱毛症による不安は大きな悩みとなって、私たちの生活を楽しくないものにしてしまうんです。
そんな不安は円形脱毛症の治療には邪魔になります。
どんな治療をするか、これは円形脱毛症を治すためには重要な気もしますが、病院に行ったとしても、そう簡単に治るものでもないようです。
同じ治療でも治る人と治らない人がいたりする。それがなぜなのか、事例を含めて考えてみたいと思います。
目次
円形脱毛症になったら悩みが増える
円形脱毛症ってなかなか自分では気づけなかったりするんですね。家族が見つけたり美容院で見つけられたりするんです。その時、かなりのショックを受けるのが普通です。そして悩む。
私の場合は何度も再発を繰り返しているので、はじめての人に比べたらショックは少なくて、また始まったかと思う気持ちの方が強いと思います。ですが、何度なっても、やっぱり円形脱毛症には悩まされます。

ストレスが円形脱毛症には関係があるとも言われたりして、間違いなくストレスを感じないほうが回復するためにはいいわけでしょう。それなら、円形脱毛症になってしまってからは、どんな風にストレスと向き合うべきなのでしょうか。
Point
円形脱毛症を治したいなら、ストレスを感じない方がいい!
ストレスが治療を邪魔している
どんな病気でも同じですよね。ストレスって体にとっては害を与えるものなんですよね。つまり、円形脱毛症の治療においても当然、ストレスはない方がいい。
円形脱毛症は自己免疫疾患と言われます。免疫が自分の毛包を攻撃してしまうことで起こる。免疫に問題があると言われているんです。
免疫はかなりストレスによる影響を受けるんです。新潟大学の安保徹教授は「免疫革命」という本の中でガンを治すための4箇条を書いています。
ガンを治すための4箇条
・ストレスを抱え込むような生活から脱却
・がんに対する恐怖からいっさい逃れる
・体力、とくに免疫力を消耗する治療を受けないこと、続けないこと
・積極的に免疫機能を高める治療を行うこと
安保徹「免疫革命」より
ガンという生死に関わる病気についての4箇条ですが、これはあらゆる病気の治療に大事なことだと思います。なぜなら、ストレスと免疫ということが病気を治すためにはすごく重要なことだから。

円形脱毛症も例外ではなく、同じだと思います。円形脱毛症が自己免疫疾患であって、免疫が過剰に働くことが原因と言われていても、決して免疫力を低下させれば治るものじゃないんですよね。
免疫の中には、免疫反応を起こさないように止める役割を持つものもあって、その免疫まで弱まってしまったのではいけないのです。
Point
病気はなんでもストレスから逃れることが大事!
ノーマン・カズンズが自己免疫疾患を治した方法
ノーマン・カズンズという人がいます。この人は円形脱毛症ではありませんが、自己免疫疾患だったんです。
未だに自己免疫疾患はちゃんと解明がされていないわけですから、治療法も確立されていません。ところが、ノーマン・カズンズは治りました。
なんで治ったのか。それは笑うことで治ったんだそうです。コメディーなどを見て笑う生活を続けた。そしたら治ったんです。主治医のお医者さんもその方法に賛成してやったそうですけどね。

円形脱毛症にも見られる同じようなケース
円形脱毛症でも同じようなケースがあります。私が見たケースでは、円形脱毛症で8割の髪がなくなった人。
その人はウイッグを使うんですが、隠すために使うというよりは楽しんじゃったんですよね。そしたら治ったということなんです。
最初は病院で治療を受けましたが、途中からは病院には行っていなかったそうです。
円形脱毛症は自然に治る場合も多いし、たまたま治ったのかもしれません。でも、私は因果関係があると思うんですよ。笑うことは健康にいいとよく言いますよね。病は気からとも言う。
自律神経を副交感神経が優位になるように働きかけることが、円形脱毛症を回復の方向に向かわせたのでしょう。
Point
笑うことで自己免疫疾患の病気が治った人がいる!
プラセボ効果とは
ノーマン・カズンズの方法はそれだけではないみたいなんです。笑っただけじゃなく、ビタミンCを摂ったようです。それがよかったのか、結局何が良くて病気が治ったのかは、わからないんですよね。
それは円形脱毛症がどうして発症したのかと同じ。いろんな要因が重なって発症するのと同じなんでしょう。これが原因だなんて突き止めきれない。病気が治るときも同じで、何が良かったかはよくわからないものです。
でも、「プラセボ効果」というのが確実にあったことは事実です。
プラセボとは「偽薬」のことです。効き目のない薬のこと。よく実験などに使われるのですが、一方は本物の薬。もう一方は見た目は同じでも偽物の薬です。何の効果も科学的にはないんですね。
ところが、偽物の薬でも効果が出る時があるんです。それは、その薬には効果があると心から信じているときなんですね。こういった効果をプラセボ効果と言います。

ノーマン・カズンズは自分でどんなことをすれば病気が治るのかを研究していました。
アレルギーもあったようで、使える薬は限られていこともあったようですが、どうすれば、薬と同じような効果が得られるかを研究したんですね。それが「笑うこと」だっただけですね。
私はこの方法とストレスの関係が気になります。円形脱毛症になるとストレスが増えますよね。
ノーマン・カズンズが回復に向かう時に、ストレスはあまりなかったんじゃないかと思うんです。
なんか人が前向きに取り組む時って、ストレスはけっこう無視されているんじゃないかって思うんですが、どうなんでしょうか。
Point
病気の治療には、プラセボ効果を活用するべき!
治療に疑問がある時点で治らなくなる
円形脱毛症では、どんな治療が行われているでしょうか。ステロイドパルス療法という点滴があったり、局所免疫療法というかぶれ治療があったり、いろいろですね。
問題はその治療法で髪が生えるのかなんですよね。生える人もいるでしょうし、生えない人もいるんです。
万人に効果のある治療は今のところ円形脱毛症にはありません。その反面、病院に行かなくても自然に治ってしまう人もいる。よくわからない病気なんです。
だけど、その影には「プラセボ効果」があるんじゃないかと思います。皮膚科の先生に信頼を置いて、治ると信じて治療を受けることが大事。心から、この治療で治ると思わなければ治らない。
最近はインターネットでもいろんな病気の情報があります。そんな情報を見て、今日病院でもらったこの薬で本当に治るのかというような疑問を感じる人もいるわけです。
フロジン液を病院で処方されて、こんなんで治るのかと疑問を持ちながら使う。これは良くないんですよね、絶対に。
治療に対する不安も、ストレスになっていたりするわけですから。治療には邪魔ですよね。

Point
治療に疑問を抱いた時点で、その治療には意味がない!
病院での治療と自然治癒
ここからは私の考えです。病院で行う円形脱毛症の治療は免疫を弱める治療がよく行われます。ところが治らない場合も多い。
一方で、免疫を弱めるということはどういうことかも考えなければいけないと思います。円形脱毛症は、遺伝も関係あると思いますが、生活習慣も関係している。
つまり、円形脱毛症とは生活習慣病の側面があって、少なくてもウイルスが感染して起こるような病気じゃない。だから、これまでの習慣が積み重なって起こるんです。
その結果、免疫が髪を攻撃している。そして、病院での治療は、免疫の攻撃力を弱めることを行う。これでは一時的な解決策にしかならないですよね。
これまでの生活習慣を見直しながら治療していかないと難しいのです。

自然治癒するケースも円形脱毛症には、たくさんあります。その場合は、まさに体の中から治しているということでしょうね。
もちろん、生活習慣が改善されなければ、再発することもありますが、私は病院で治療を受けながら、3年ぐらいは治りませんでした。病院に行っても意味がないと思いました。
そして、生えてくると、次のハゲができるの繰り返し。明らかに、体に問題があったんでしょう。体の中の免疫にね。
Point
円形脱毛症は生活習慣を見直すことが大事!
円形脱毛症は治ると信じることで治る
私はもう円形脱毛症を発症しても病院に行くことはありません。たぶん、私には向いていないんでしょう。もう病院では治らないという感覚があるんです。心のどこかでそう思っている。
だけど、行っちゃっていたんですね。もしかしたら…という期待とともに。だけど、どっかに無理だよなぁという気持ちもある。これじゃ、治るわけがないんですよ。
なぜなら、プラセボ効果が働かないからです。円形脱毛症ってよくわからない病気なんですから。どこをどうすれば治るということがわかっていたら、私たちはこんなに悩んでいるはずがありません。
こういうわけのわからない病気にこそ、プラセボ効果を働かせるべきで、そうじゃなきゃ治らないと思うんですよね。
治ると信じられる治療を行って、気持ちが前向きになって、そしてようやく円形脱毛症は回復に向かうのです。

治る治療法が見つかれば円形脱毛症は治る
どうやら見つけた気がしています。今回はいろいろと調べましたからね。完治するための方法です。これまでは生えても再発してきた円形脱毛症を止めたい。
円形脱毛症のことを調べると、病院での治療法の情報は見つかるんですが、なかなか自分で治す方法は見つかりません。あったとしても、バランスの良い食事とか、睡眠を取るとか、ストレスを受けないようにとか、そんなことじゃないんです。
もっと具体的に、何をどうすべきかということ。私はだいたい見えてきたので、それに取り組んでいます。まだ、完治できていはいませんが、私にできることはこれしかない。それでしか、今はプラセボ効果が働かないからなんです。
円形脱毛症になったら、自分が治ると心から信じられる方法で治療することが回復への道だと思います。
Point
治ると信じることができる治療法で前向きに取り組む!
まとめ
病気の回復には免疫が重要です。笑うことで免疫が高まるとも言われます。その効果で注目されたのがノーマン・カズンズですが、その影にはプラセボ効果があったと思われます。
円形脱毛症のような治療法も確立できていない病気の治療にこそ、プラセボ効果を働かせる必要があります。これなら治ると心から信じられる治療法が、円形脱毛症を治すのではないでしょうか。
この記事のポイント
- 円形脱毛症を治したいなら、ストレスを感じない方がいい!
- 病気はなんでもストレスから逃れることが大事!
- 笑うことで自己免疫疾患の病気が治った人がいる!
- 病気の治療には、プラセボ効果を活用するべき!
- 治療に疑問を抱いた時点で、その治療には意味がない!
- 円形脱毛症は生活習慣を見直すことが大事!
- 治ると信じることができる治療法で前向きに取り組む!