シャンプーの成分にばかり注目してはいけない

なぜシャンプーは効果がある？

シャンプーによって育毛につながる。

エイジングケアになる。

なぜそう言えると思いますか？

それは、シャンプーの成分を根拠に言っているはずです。育毛に良い成分が含まれているから薄毛に効果的。そう言われれば、薄毛の人にとっては他のシャンプーよりも良く見えますね。

本当に期待する効果が出るかは疑ってみるべきだと思います。その育毛成分はどれぐらい含まれるのか、これは作った人にしかわからないのです。

シャンプーで一番多い成分は水なんですね。そして、次に多いのが洗浄成分です。シャンプーである以上は髪や頭皮を洗うことがまず大事。だから、洗う成分が多いのが普通です。

洗浄成分が中心であって、それ以外の髪に良いと言われるような成分が追加されるわけですが、ほとんど数パーセントですよ。ものすごく少ない量で含まれているわけです。

他にも着色量もあれば、香料もあるし、防腐剤も含めなければシャンプーは成立しません。ですから、ものすごく小さな割合だけど、育毛成分を入れています。これが真実だと知らなくてはいけません。

その量で本当に髪が生えるのかは疑問です。育毛は難しいからこそ、悩んでいる人が多いわけですからね。

アミノ酸シャンプーにもいろんな効能をうたっているものがあります。でも、私がそれぞれの商品の口コミを調査した結果、はっきり言えることがあります。

アミノ酸シャンプーは幅広く髪と頭皮を健康にするということです。

アミノ酸シャンプーは髪を本来の姿に戻すものです。ですから、髪に悩みを持つ人が悩みを持つ前の状態になるんですね。これだけなんですよ。

ここが他のシャンプー（一般的なシリコンシャンプーなど）との違いです。髪に成分を加えて、美しく見せるのではありません。髪を元に戻すだけです。ただ、これは簡単なことでは決してありません。

これができるのは、アミノ酸シャンプーであって、その中でも種類は限られます。「アミノ酸系」と言ったようなシャンプーもありますからね。これは一般のシャンプーとそれほど変わらず、髪や頭皮にやさしいとは言い難いのです。

シャンプーの成分にこだわる人もいますが、私はあまり気にしない方が良いような気がします。ただし、洗浄成分だけは確認する必要があります。硫酸系、スルホン系などの肌に刺激の強い成分は避けるべきだと思うからです。

アミノ酸シャンプーと言った時点で、普通はこのような成分は入っていないと考えがちです。やさしい成分がアミノ酸シャンプーの特徴でもありますからね。

でも、気をつけないと「アミノ酸系」を誤って買ってしまうこともあると思います。シャンプーごとに他とは違った効能を言っています。ココが違うとばかりに大げさに言うものもありますね。

こういったキャッチフレーズにだまされずに本当に良い商品を手に取ってください。そのために大事なのは結果です。

結果は口コミを見れば、大体見えてきます。

どこまで気にするかにもよりますが、このサイトで良質なシャンプーとして紹介しているものの中にもスルホン酸系の成分を含むものはあります。はじめは、紹介するのをやめようとも思いました。ですが、口コミを見てその考えは変わりました。

スルホン酸系の洗浄成分を使っていると、頭皮に良くないと言われたりします。でも、実際の口コミには頭皮トラブルが治ったというものが多く見られました。これはどういうことでしょうか。

先ほども言ったように、成分がどのくらい配合されているかはわかりません。その中に気になる成分があったとしても、期待する効果が出るのであれば、それはその人にとって良いシャンプーです。嫌いな成分があるからと避けていたら、効果をも避けてしまいます。

ですから、成分は気にしながらも、結果である口コミにこそ真実があると思っています。

次は、口コミを見る意味を考えてみましょう。

【目次】シャンプーを選ぶ前に